
こどもたちと簡単で美しい冬のクラフト「雪の結晶立体切り紙&モビールの作り方」(おりがみ・切り紙)
1 結晶の立体切り紙の作り方
こんにちは。「いつもがわくわく☆こどもてらこや」主宰の柳原里実です。
寒い日には、お部屋をぽかぽかにして、お子さんとご一緒に冬の工作はいかがですか?
特別な道具はいりません。
一枚の紙にはさみを入れ、順に貼るだけで、こんなにも立体的に、美しくなります。
まさに造形の美です。複雑に見えますが、とても簡単ですよ。
[雪の結晶の作り方]
同じものをたくさんつくって、くりかえしの美しさを楽しむのもよし。
紙の素材や大きさを変えて、サイズ感や光の反射にバリエーションをつけるのもよし。
折り紙はもちろん、正方形に切ったコピー用紙、または小さなメモパッドなら切らずに使えます。
白一色も美しいですし、テーマカラーを決めるのも素敵。カラフルポップもいいですね。
お子さんがぐるぐるクレパス絵具で、自由に模様を描いた紙をつかうと、たまらないかわいさですよ。
<材料>
・正方形の紙 6枚
*サイズは自由。できあがりサイズは、紙の対角線の長さが半径となる結晶。
*折り紙を1/4サイズに切ると、手のひらサイズの結晶ができます。
*画用紙ならば、のりづけの時にせんたくばさみではさんでおくと、留まりやすいです。
<道具>
・はさみ
・のり
<作り方>
(1)対角線に折ります。
(2)もう半分に折ります。
(3)ぴらぴら開いている方から、3か所切込みを入れます。
*切り離さないように、端を残します。
(4)広げて、中心の四角の対角線を、のりで貼り合わせます。
(5)ひとつ飛ばして、真ん中の四角の対角線を、のりで貼り合わせます。
(6)裏に返して、内側の四角の対角線を、のりで貼り合わせます。
(7)一番外の残った四角の対角線を、のりで貼り合わせます。
(8)6つ作り、一番下の部分を、のりで貼り合わせたら、できあがり。
*ホッチキスで留めると簡単です。
*6つのパーツの間をのりで留めるとより美しくなります。
2 冬のモビールの作り方
切り紙の「立体雪の結晶」。折った紙に切込みを入れて開いた「切り紙の結晶」。窓にはってもかわいいですね。
毛糸をぐるぐる巻いて、結んで切った「ぽんぽん雪玉」。毛糸の素材を変えたり、いらない布を細く切ったリボンで作ると、バリエーションが素敵です。
冬の林で拾った「木の実や葉っぱ」。台所にあるシナモンや八角などの「スパイス」。
森で拾った小枝に吊ると、ほっこり冬のモビールのできあがりです。
[冬のモビールの作り方]
<材料>
・枝 *なければ市販の木の棒
・糸 *木綿糸、毛糸など
・好きなパーツ
(1)枝を選びます
今回は、すぐ近くの神社の森で分けてもらった枝。
1本ずつ形が違うので、どうやって選ぶかをこどもたちに決めてもらいました。すると、一本ずつみんなで形を確認してから、もう一度最初から、一本ずつ立候補して、うまく決めていました。
枝をどの向きで使うかも自由です。花瓶に立てるよう縦でも、横向きや逆さまにひもでつるしてもいい。
(2)好きなパーツにひもをつけます
小さな穴を開けて通したり、マスキングテープでつけてもOK.
むずかしい時は、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちが自然に手伝ってくれる。
(3)好きなところに好きなように好きなだけぶら下げたらできあがりです
作業も好きなところで、好きな格好で。
見るだけで、こころがぽかぽかする冬のクラフトのできあがりです。
どうぞこころもからだもあたたかい冬をお過ごしください。
「この時代に、この場所に生まれた、いま持っている心と身体で、この季節に、ここで手に入るものを、大切な人とまるごと味わう」をモットーに、簡単な英語表現を交えながら、四季の行事や暮らしの手作りを楽しむ教室「こども寺子屋」「おとな寺子屋」を主宰している。
ブログ:五感まるごと☆四季を愉しむ寺子屋だより -What a Wonderful Everyday Life in Japan!-