
梅雨入りしたと同時に、少しずつ暑さが増してきて、ムシムシジトジト。過ごしにくい季節になってきましたね。これからやってくる夏本番、暑い日が続くようになると悩まされるのが、
・寝付き悪い
・汗疹が出る
・朝方の寝冷え
そんなお悩みを解決するのが、実はあの「足湯」なんです。
足湯は、温泉地の街角はもちろん、駅の中に設置されたりと、手軽に楽しめる温泉として人気ですよね。体もぽかぽかになって、服を着たまま気分リフレッシュ!みたいな(笑)。
なんとなく体に良さそうなイメージはありますが、じゃあなぜ良いのか?どのように良いのか?と言われるとよくわかりません。そこで今回は、その謎に迫ってみたいと思います。
寝付きがよくなります
とくにこれからは、寝付けなくて困る、という人が多くなる時期。そんな時に試してみたいのが足湯です。足をお湯につけると体温が上がりますが、その後体温が徐々に下がってくるタイミングが、気持よく寝付けるタイミング。わざわざお風呂に入り直さなくても、「足湯→おふとん」のコンボで快眠間違いなし!?
夏風邪予防からアトピーにまで効果!
風邪を引いたり、体調が悪くなったりすると、発熱しますよね。一説によると、これは自然治癒力を高めるために、体が自律的に体温を上げているのだとか(菌やウイルスと戦っているから、ということもありますが)。ということは、定期的に体温を上げてやれば自然治癒力が高まり、免疫力もアップして、体が強くなっていく‥‥。
そんな訳でこの足湯、風邪予防、汗疹改善、寝冷え防止、アトピー改善など体調管理全般に効果があるそうです。そして、継続的に続けると自律神経バランスが整い、体質改善にも役立つといわれています。
とっても簡単な足湯ですが、いろいろな病気予防ができるんですね~。
温泉、足湯と言えば、お疲れ気味の大人が喜ぶイメージですが、実は育ち盛りの赤ちゃんにも見逃せない効果があると言われています。実際に乳児がアトピー性皮膚炎を克服した実体験ブログも発見しましたので、参考にしてみてはいかがでしょうか?
<足湯でアトピーが改善した経過を紹介しているブログ>
赤ちゃんのアトピー克服記 http://www.hienashi.com/tokushu_3.html
①大きめのたらいを準備します。
※腰が座ってきたら、座らせることができる大きさのたらいを用意しましょう。
②少しぬるめ(約40℃)のお湯を入れます。
③くるぶしよりやや上に、三陰交というツボが隠れる程度まで浸からせます。
※この三陰交は、女性の体調管理にも効果のあるツボです。
④その後、少しずつ差し湯をして43℃を目安に温度をキープしましょう。
※差し湯の際はやけどには十分注意してください。
⑤入浴時間は、10分ぐらいが目安。汗がおでこにうっすら浮いてきたら終了です。
お風呂と同じ効果があるので、水分補給もお忘れなく。
赤ちゃんには丈夫に育ってほしい。単純だけど一番大切なこと。体調がすぐれなくても、できるだけ薬は使わなくて済むよう、日頃から体力、免疫力アップが大切です。
足湯などで体を温めてあげることが、丈夫な体づくりへの第一歩。猛暑の日は適度な空調も必要ですが、過度に体を冷やしてしまうと免疫力が低下してしまうので、冷えすぎには十分注意してくださいね。
もちろん、ママもパパも同じこと。健康な体づくりを目指してお子さんと一緒に足湯しましょう!
※足湯の効用には個人差があり、体調によっても異なります。危険を伴う場合もありますので、足湯で体調を崩した経験をお持ちの場合や、体調がすぐれない時はしないでください。