
太陽のエネルギーを
いっぱいに浴びて、
生命がそれぞれのいのちを
まぶしく謳歌する季節です。
前編では、竹林で竹を分けていただいて、流しそうめんには欠かせない「樋」「器」「箸」を作りました。
今回はいよいよ実食です。
いつものそうめんも「だし」にひと手間加えることで、さらに美味しくなりますよ!
<用意するもの>
* 大きめの鍋
* 鰹節削り器
* ざる
* 食材
・昆布
・鰹節
・しょうゆ
・みりん
・そうめん
・お好きな具材、薬味
<だしの準備>
おだしは、樋づくりの前につくっておくといいかもしれません。
1.鍋にはった水に昆布を30分以上つけておきます。
2.鰹節を削ります。
削った鰹節をそのまま味見して「おいしい!」
3.昆布の入った鍋を火にかけ、沸騰直前で火を止め、昆布を取り出します。
* 昆布は捨てずに貯めておきましょう。刻めばお惣菜に大変身!
4.削った鰹節を入れ、中火にかけます。
5.沸騰してきたら弱火にして、3~4分。
6.だし:しょうゆ:みりん=5:1:1を加えて火にかけます。
7.沸騰したら火を止め、冷やします。
おだしのできあがり。
<そうめんの準備>
1.大きめの鍋で水を沸騰させます。
2.沸騰したら、お湯の中にそうめんをパラパラと入れます。
3.再沸騰したら、ふきこぼれない程度に火加減を調節しながら、1分30秒~2分程度ゆでます。
4.火を止めて麺をザルに移し、水で粗熱を取ります。
* 清水を流しながらよくもみ洗いすると、さらにおいしくなりますよ。
<番外編>
お好きなお野菜・果物なども、一口サイズにカット!
そうめんと一緒に流してみましょう。
いよいよスタート
<自分たちの流しそうめん>
自分たちで切った竹で、
自分で作った器、
自分の手のサイズのお箸で、
自分たちでつくったおだしにつけて、
プチトマト
枝豆
輪切りしたきゅうり
とうもろこし
とうふ
ぶどうも流れてきた!
つまむのむずかしい!
・・・・・
大盛り上がりです。
「今度は私がする!」
そうめんを流す役は、自分たちでどんどん交替していきます。
おいしく、楽しく、いただいて、
夏を五感で存分に味わいます。
あそびが学び。
すべてに感謝です。
「この時代に、この場所に生まれた、いま持っている心と身体で、この季節に、ここで手に入るものを、大切な人とまるごと味わう」をモットーに、
簡単な英語表現を交えながら、四季の行事や暮らしの手作りを楽しむ教室「こども寺子屋」「おとな寺子屋」を主宰している。
ブログ:五感まるごと☆四季を愉しむ寺子屋だより -What a Wonderful Everyday Life in Japan!-